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辰野総合病院の医療過失訴訟:町が争う方針 /長野

 辰野町立辰野総合病院で生まれた女児に脳性マヒの後遺症が残ったのは産科医の過失が原因だとして、上伊那郡内の女児とその両親が同町に約1億6700万円の損害賠償を求めた訴訟の弁論準備手続きが19日、地裁伊那支部であった。原告側によると、町側は答弁書で訴えの棄却を求め、争う方針を示したという。次の弁論準備手続きまでに町側が和訳した診療記録を提出し、争点を整理する。

 訴状によると、04年8月の出産時に破水後、約30分間、医師が診察に来ず、自然分娩(ぶんべん)から帝王切開へ切り替える際の準備も怠った。仮死状態で生まれた女児は、脳性マヒにより、常時介護が必要となった。【池乗有衣】

毎日新聞 2008年3月20日

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