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道立8病院が赤字28億円 医師不足で患者減 本年度見込み(03/20 08:14)道は十九日の道議会予算特別委員会で、経営が悪化している八つの道立病院の収支について、本年度は昨年度を上回る約二十八億八千万円の赤字となるとの見通しを示した。道立病院は医師確保が難しくなっていることから患者離れが進み、病床利用率は前年度を下回る約六割に低迷していることも明らかにした。 道によると、本年度新たに開設した子ども総合医療・療育センター(コドモックル)を除く紋別や江差など七病院の昨年度の赤字は約十九億円。本年度の赤字はこれを約六億円上回る二十五億八千万円で、コドモックルの赤字は約三億円の見通し。累積赤字も昨年度の六百十三億円から六百四十億円前後に膨らむ見込みという。 〇五年度に68・6%だった七病院の病床利用率は〇六年度は64・0%で、本年度は59・5%となるとの試算も示した。コドモックルを含むと、61・2%の見込み。また、医業収入に対する職員給与の割合は103・2%となり、経営を強く圧迫していることも示した。 道保健福祉部は「常勤医の欠員や診療科の休止が進んでいるほか、医療ニーズの変化に対応した人員配置ができず患者が減少しているのが赤字の原因」とした。
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