県立高校の合格発表が18日、全43校で一斉に行われた。全日制は7028人(推薦入学者1385人を含む)が合格し、待望の“春”を迎えた。推薦を除く一般入試の最終倍率は1・19倍(昨年度1・20倍)、5教科の総平均点は100点満点で64・9点と昨年度より5・9点高かった。
欠員が生じたのは、桜井・土木3▽魚津・理数2▽滑川・普通7▽海洋・海洋技術スポーツ17▽伏木・国際交流10▽氷見・商業3▽有磯・生活福祉4▽砺波・理数1▽南砺平・普通13▽南砺井波・普通11▽同・福祉7▽南砺福光・国際4▽石動・商業4--の計12校13学科86人。2次募集の志願期間は19~21日、合格発表は26日午後0時半。
富山中部(富山市芝園町)でも、普通、理数の2学科で280人が合格。番号が掲示されると、受験生は記念撮影するなどして喜んでいた。
合格した富山大人間発達科学部付属中3年の楊熙〓さんは「これでつらかったことが吹き飛んだ。今は思い切り遊びたい」、大木麻里江さんも「この学校にあこがれていた。新しい友達を作るのが楽しみ」と新生活に希望を膨らませていた。
また定時制・単位制高校には278人が合格した。【青山郁子】
毎日新聞 2008年3月19日