県立倉敷古城池高校では、生憎の小雨の中、受験生らが自転車や保護者の車で発表会場にやってきました。午前9時に合格者の受験番号が掲示されると、待ち構えた受験生らが一斉に駆け寄りました。自分の番号を見つけた受験生たちは、歓声を上げて友達や保護者と喜びを分かち合っていました。倉敷古城池高校では、一般入試の実質倍率が1.02倍で224人が合格を手にしました。合格した受験生は、4月から始まる新生活にはやくも胸を膨らませていました。岡山県内では、この日、公立高校59校で合格発表が行われ、自己推薦の合格者を含め1万2638人が喜びの春を迎えました。倉敷古城池高校では、入学式が4月8日に行われ、推薦で合格した人を合わせた280人が高校生活をスタートさせます。
副市長人事案はきょう最終日となった3月定例市議会で片岡聡一市長から提案され、全会一致で可決されました。副市長に選任されたのは竹田 正彦さん(41歳)です。竹田さんは平成3年に建設省に入省し現在、中部地方整備局三峰川総合開発工事事務所長を務めています。新副市長の任期は来月1日から4年間です。
意見発表会には倉敷市消防局と市内5つの消防署に勤務する20代の消防士10人が出場しました。出場者は、持ち時間の5分以内に「地域住民が合同で防火査察を行ってより安全なまちづくりを」「住民一人ひとりが命を守る安全管理者なんだとの意識を持てるような防災行政システムを」など日ごろの体験をもとにした消防防災業務への提言や消防職員としてのあり方など発表しました。守安隆一消防局長をはじめ13人が審査にあたった結果国産ジーンズ発祥の地児島で働く外国人研修生に対する防災訓練を行いジーンズだけでなく安全で安心な町であるという信頼のブランドをつくりたいと、決意を発表した児島消防署の片山裕貴消防士が最優秀賞に選ばれました。片山消防士は来月11日に行われる岡山県大会に倉敷市消防局の代表として出場します。
晴れの日を迎えたのは保育学科53人と服飾美術学科48人、それに専攻科の保育臨床6人と服飾美術6人です。伊澤秀而学長から短期大学2学科の代表へ卒業証書と学位記が、また、専攻科には修了証書が手渡されました。伊澤学長は「皆さんが身につけたそれぞれの力を今後さらに磨きをかけてほしい」と激励しました。在学生代表からの送辞を受けて保育学科の吉弘 恵理さんは仲間や先生、そして両親への感謝の気持ちを伝えました。保育学科の学生のほとんどは幼稚園教諭や保育園の保育士として、服飾美術学科の学生は主にアパレル関係に就職することになっています。
玉野市立第二日比小学校で行われた卒業式には在校生を代表して4年生と5年生が出席し卒業生の保護者や来賓とともに門出を祝いました。卒業生37人は、石原吉テ校長から一人ずつ、卒業証書を受け取りました。卒業生に送る言葉として石原校長は「やさしくスケールの大きな人になってください。」と、エールをおくりました。別れの言葉として卒業生たちは6年間の思い出を振り返りながら、面と向かっていいにくい先生や保護者への感謝の気持ちも伝えました。また、卒業を迎えた気持ちを歌でも表現しました。これにこたえるように在校生や先生からも伝統を受け継ぐ決意や卒業生のチームワークのよさに感動したことなどが語られました。最後に卒業生が6年間の成長ぶりをうかがわせる合奏でしめくくりました。教室では担任の長原路子先生がクラスを受け持ってすぐに卒業生の前で歌った歌を歌いました。教室にはタイムカプセルも用意され、名札やノートなど思い出の品をたくさん詰め込んでいました。このタイムカプセルは卒業生が20歳の同窓会で開くことにしています。
この講習会は岡山県が安全安心のまちづくりの取り組みの一つとして開いたもので、備中県民局では初めてです。備中県民局の女性職員川崎医療福祉大学の女子学生あわせておよそ70人が参加しました。参加者は、犯罪にあわないための心構えや注意点として、鍵は必ずかける、暗い人通りの少ない道は避ける、不用意にドアをあけないなどすぐに実践できる話を聞きました。護身術の指導は警察本部の澤田進警部補が行い、手をつかまれたときの逃げ方や抱きつかれそうになった時の対処法を二人一組になって実際にやってみました。岡山県では今後、企業や各種団体などからの要望にあわせて講習会を開催する予定です。