中国の抗日戦争ドラマ、北朝鮮住民の間で人気
【北京19日聯合】北朝鮮で放映されている中国ドラマが、北朝鮮の住民の人気を集めている。中国国営新華社通信が発行する国際先駆導報が19日付で報じた。北朝鮮の朝鮮中央テレビは毎日午後8時から10時まで、中国の戦争ドラマ「敵后武工隊」を放映しており、ホテルや駅などに設置されたテレビの前で市民が足を止めて視聴するほど人気だという。抗日戦争時代の中国の抗日軍が敵の後方で武装闘争を展開する活躍を描いたドラマは、吹き替えではなく中国語のまま放映され、字幕が挿入されている。
北朝鮮ではこれまでも戦争ドラマ「大決戦」をはじめ、「三国演義」「水滸伝」「紅楼夢」など中国の時代劇、「周恩来」「南昌起義」「暖春」などの映画が放映され人気を呼んでいた。
同紙は中国ドラマが北朝鮮で人気を呼び、これを通じて中国の政治、歴史、文化などが北朝鮮住民に親しまれているとし、両国関係が一層近くなっていると評価している。