「成果なくがっかり」　ミャンマー訪問で国連顧問

　ミャンマー問題を担当する国連のガンバリ特別顧問は１８日、国連安全保障理事会で今月上旬の同国への訪問結果を報告、「目に見える何の成果も生み出せず、がっかりした」と述べた。軍事政権トップとの会談が実現しなかったことも「遺憾」とした。

　民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんに関しては、現在アウン・チー交渉担当相が当たっている軍政連絡役のレベルを上げるよう軍政側に提案。自宅軟禁中のスー・チーさんが解放されない限り、真の対話とはいえないことを強調したと明らかにした。　（共同）