京都府警は19日、ハイテク犯罪対策室長(警視職)に生活環境課次席の小山雅子警部(52)を充てる21日付の人事異動を発表した。対策室は、ファイル交換ソフト「ウィニー」作成者逮捕、国内初となるコンピューターウイルス作成者の逮捕など数々の成果を挙げている花形部署。府警では女性初の警視、同室長の誕生となる。
小山新室長は78年に採用され、93年に七条署七条堀川派出所で全国初の女性所長となり、98年には府警初の警部に昇進。主に生活安全(防犯)畑を歩んだ。「ハイテク捜査の知識はないが、明るく、楽しく、一生懸命やるだけです」と話している。
毎日新聞 2008年3月19日 13時37分