2008年03月19日
SIGMA 30mm F1.4 EX DC/HSM Four Thirdsをどうするか
単焦点マニア、と言うには早すぎるがかなり楽しんでいる。フォーサーズが誇る銘玉の2つである「ズミ25mm・ZD50mm」を使うようになってからは撮影の楽しさが倍増。下手くそが撮ってもそれなりに撮れてしまうホントに頼もしいヤツらである。
で思い出すのだが…思い出すというか勿論いつも頭にあるが…私の手元にはE-510が届いたその日に発注した「SIGMA 30mm F1.4」がある。
書き始めの予想に反して長文になってしまった。暇なときにでも読んでください。
で思い出すのだが…思い出すというか勿論いつも頭にあるが…私の手元にはE-510が届いたその日に発注した「SIGMA 30mm F1.4」がある。
書き始めの予想に反して長文になってしまった。暇なときにでも読んでください。
■胴が太いのでE-3にはよく似合う
このレンズ、他社マウントのメインである「APS-Cサイズ」のボディに付けると45〜50mm(APS-Cサイズの撮像素子は各社で大きさが若干違うので1.5〜1.6倍らしいっす)という焦点距離になるから、事実上標準(50mm)レンズなんすね。
我らがフォーサーズはレンズの焦点距離×2だから「60mm」と中途半端な画角になる。じゃあなんでこんなレンズ買ったんだ?ってことになるんだけどソレはもうド素人故の無知が生んだ衝動買いである。
全く、何の下調べもせず、勢いだけで「E-510Wズームキット」を買った私は当然「一眼レフならコンデジとは比較にならない綺麗な写真が撮れる」と思っていたし、さらには「背 景 を ボ カ し た 写 真」だって当然。まぁ今となっては笑い話だが。当然開放F3.5のキットレンズでは簡単にボケないのである。
カメラに詳しい友人に電話する。
私「どーすりゃボケる?」
彼「100mm以上の望遠か、F値が小さいレンズで撮る」
私「望遠は却下。F値の小さいヤツね。サンキュ」
という短い会話だけで、SIGMA 30mmを発注してしまったのである。
で、届いたはイイがド素人が故に開放でしか撮らなかった。このレンズに限らずF1.4では被写界深度が浅すぎてピントが上手いこと合わないのである。ましてや人物なんぞを撮ってしまうと「顔にピントが合うと身体はボケる」なんて間抜けな事に(まぁドアップで意図的にそうする事はあるが)なってしまう。また狭い室内では「換算60mm」ってのは私にとって長すぎて使いにくかったってのもあり、早々にこのレンズの使用を止めてしまった。勿体ないな。
OLYMPUS CAMEDIA SP-560UZ / FL-50R
それからは梅ズーム14-42mmと徹底的に戦い、満を持して「竹ズーム 14-54mm」を購入。やっと一眼レフの面白さの片鱗を知るのである。この時期は本当に楽しかった。フラッシュを覚えたってのもあるが、毎日楽しくて楽しくて身の回りのモノを撮りまくっていたよ。(そんな私に「仕事」として撮らせていた我が社も奇特だが)
E-510での室内撮りに限界を感じ(半分以上は私の実力不足だが)E-3購入。ほぼ撮影上の不満は解消された。私の技術も知識もE-510購入当時に比べれば少しはマシになってきたと思う。
カメラへの情熱も加速し「25mm・50mm」を立て続けに購入、単焦点の力を知る。
で、思うのである。
「SIGMA 30mm F1.4、どうする?」
「25mm・50mm」を購入するときは手放す気でいた。オクを見る限りでは結構な値段で取引されている。幸い私が買ったのは去年の7月。あと少しだがメーカー保証も残っている。オクでも捌きやすいだろう。
OLYMPUS E-3 / ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro / FL-50R
でも…でも…でも…。なーーんか腑に落ちないのである。なんかこのまま手放したら「負け」つーか。いや、25mmがあるから使わないっちゃー使わない。いつも使っている狭いスタジオ部屋で、30mmでは撮りきれなかった範囲が25mmで撮れるようになり、8割の撮影を25mmでするようになった私にはやっぱり必要ないと思う。でも…焦点距離が長い方がボケを生むのはたやすい。ハッキリ言ってズミよりボケはイイ。
あーー悩む。手放すには惜しいが持ってても使わないというダメな状況。
■撮ってみた
OLYMPUS E-3 / SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM / FL-50R
上の写真がF2.0、下がF1.4。開放だとボケも凄いがメインの被写体(タバコ)もなんかスッキリしない。F2.0まで絞るとメイン(真ん中のレンズ)はハッキリしてくる。まぁまぁじゃないか?
望遠と比べれば使いやすいボケレンズ、として手元にあっても良いかもしれない、とコレを書きながら思えてきた。えへへ。もうちょっと悩みながら向き合ってみる。
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このレンズ、他社マウントのメインである「APS-Cサイズ」のボディに付けると45〜50mm(APS-Cサイズの撮像素子は各社で大きさが若干違うので1.5〜1.6倍らしいっす)という焦点距離になるから、事実上標準(50mm)レンズなんすね。
我らがフォーサーズはレンズの焦点距離×2だから「60mm」と中途半端な画角になる。じゃあなんでこんなレンズ買ったんだ?ってことになるんだけどソレはもうド素人故の無知が生んだ衝動買いである。
全く、何の下調べもせず、勢いだけで「E-510Wズームキット」を買った私は当然「一眼レフならコンデジとは比較にならない綺麗な写真が撮れる」と思っていたし、さらには「背 景 を ボ カ し た 写 真」だって当然。まぁ今となっては笑い話だが。当然開放F3.5のキットレンズでは簡単にボケないのである。
カメラに詳しい友人に電話する。
私「どーすりゃボケる?」
彼「100mm以上の望遠か、F値が小さいレンズで撮る」
私「望遠は却下。F値の小さいヤツね。サンキュ」
という短い会話だけで、SIGMA 30mmを発注してしまったのである。
で、届いたはイイがド素人が故に開放でしか撮らなかった。このレンズに限らずF1.4では被写界深度が浅すぎてピントが上手いこと合わないのである。ましてや人物なんぞを撮ってしまうと「顔にピントが合うと身体はボケる」なんて間抜けな事に(まぁドアップで意図的にそうする事はあるが)なってしまう。また狭い室内では「換算60mm」ってのは私にとって長すぎて使いにくかったってのもあり、早々にこのレンズの使用を止めてしまった。勿体ないな。
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それからは梅ズーム14-42mmと徹底的に戦い、満を持して「竹ズーム 14-54mm」を購入。やっと一眼レフの面白さの片鱗を知るのである。この時期は本当に楽しかった。フラッシュを覚えたってのもあるが、毎日楽しくて楽しくて身の回りのモノを撮りまくっていたよ。(そんな私に「仕事」として撮らせていた我が社も奇特だが)
E-510での室内撮りに限界を感じ(半分以上は私の実力不足だが)E-3購入。ほぼ撮影上の不満は解消された。私の技術も知識もE-510購入当時に比べれば少しはマシになってきたと思う。
カメラへの情熱も加速し「25mm・50mm」を立て続けに購入、単焦点の力を知る。
で、思うのである。
「SIGMA 30mm F1.4、どうする?」
「25mm・50mm」を購入するときは手放す気でいた。オクを見る限りでは結構な値段で取引されている。幸い私が買ったのは去年の7月。あと少しだがメーカー保証も残っている。オクでも捌きやすいだろう。
OLYMPUS E-3 / ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro / FL-50R
でも…でも…でも…。なーーんか腑に落ちないのである。なんかこのまま手放したら「負け」つーか。いや、25mmがあるから使わないっちゃー使わない。いつも使っている狭いスタジオ部屋で、30mmでは撮りきれなかった範囲が25mmで撮れるようになり、8割の撮影を25mmでするようになった私にはやっぱり必要ないと思う。でも…焦点距離が長い方がボケを生むのはたやすい。ハッキリ言ってズミよりボケはイイ。
あーー悩む。手放すには惜しいが持ってても使わないというダメな状況。
■撮ってみた
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上の写真がF2.0、下がF1.4。開放だとボケも凄いがメインの被写体(タバコ)もなんかスッキリしない。F2.0まで絞るとメイン(真ん中のレンズ)はハッキリしてくる。まぁまぁじゃないか?
望遠と比べれば使いやすいボケレンズ、として手元にあっても良いかもしれない、とコレを書きながら思えてきた。えへへ。もうちょっと悩みながら向き合ってみる。
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