新銀行東京 預金運用に問題
東京都が1000億円を出資して設立した「新銀行東京」は3年前の開業以来、融資の焦げ付きなどで厳しい経営状況が続いていて、都が400億円を追加出資する方針を示しています。銀行では開業以来定期預金の金利を最大で1.7%と高めに設定する特別キャンペーンを4回にわたって行い、去年9月の時点で4200億円の預金を集めました。その一方で貸し出しが伸びないため、残りの資金でおよそ3000億円の有価証券を保有し、運用していますが、東京都によりますと、その運用でも毎年評価損を計上していることがわかりました。評価損の額は開業当初の平成17年度が12億円、昨年度は8億円で、今年度は20億円に上る見込みで、銀行が高い金利で預金を集めながら有効に運用できていない実態が明らかになりました。 |
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