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急斜面で遭難? 小学生7人をロープで救助 大阪・大東

2008年03月18日01時39分

 大阪府大東市の飯盛山(いいもりやま)(314メートル)に17日、遊びに出かけた小学生1〜3年生の男女7人が一時、行方不明となる騒ぎがあった。同日夜から18日未明にかけて、捜索に向かった同市消防本部の救急隊員らが全員を救助。うち3人は額や腕などにすり傷を負ったが、比較的元気という。四條畷署は暗くなって児童らが道に迷い、下山できなくなったとみている。

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小学生を背負って下山してきた救助隊員=18日午前1時、大阪府大東市北条で

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 同署によると、同日夜、心配した家族から、「友達と山へ遊びに行ったまま、帰ってこない」と署に連絡があった。同じ頃、同市北条5丁目の住民から「助けて、という子どもの声がする」と連絡があり、付近を捜索したところ、同日午後8時半ごろ、7人の無事を確認。現場が急斜面だったため、同消防本部がロープを使うなどして救助したという。

 現場はJR学研都市線四条畷駅から東に約1キロの山中。

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