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【経済】

パネルの生産効率2割向上 シャープ、亀山で年内にも

2008年3月18日 12時28分

 シャープが液晶テレビ用パネルの生産効率を2割引き上げる技術を開発したことが18日、分かった。年内にも亀山第2工場(三重県亀山市)に新技術を導入し、需要が旺盛な32型パネルの供給に対応する。

 新たに開発したのは、現在生産されている中で最も大きい「第8世代」と呼ばれるガラス基盤から、32型パネルを最も効率よく切り出す技術。生産工程の見直しなどにより、これまでの15枚から18枚に増やすことができる。

 シャープは7月、亀山第2工場のガラス基盤の投入枚数を、現在の月6万枚から9万枚に引き上げる計画。

 亀山第2の増産と新技術を合わせると、32型テレビ換算のパネルの生産能力は、現在の年間1080万枚から2倍近くに増える見込みだ。

(共同)
 

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