小学館の「少年サンデー」と講談社の「少年マガジン」は、来年、ともに創刊５０年を迎えるのを機会に、売れ行きの減少が続く少年漫画界を活性化しようと、来月から１つの雑誌を共同で編集することで合意し、１８日、東京で正式に発表されました。雑誌のタイトルは「名探偵コナン＆金田一少年の事件簿」で、「サンデー」と「マガジン」それぞれの人気漫画の過去の名作を掲載し、来月から半年間、月に２回発行します。編集長は、双方の編集長が交互に務めるということです。サンデーの林正人編集長は「５０年前に誕生して以来、毎週毎週、競い合ってきました。これからも一本でも多くおもしろい漫画を世に送り出して、５０年先１００年先にもかわいがっていただけるように努力していきたい」と述べました。一方、マガジンの森田浩章編集長は「違う会社なので、ここにたどり着くまで相当高いハードルもありました。互いに協力して楽しいサンデー、マガジンを発信していきたい」と話していました。