政治

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

年金問題:第三者委員に圧力問題 圧力認め、申し入れへ--総務省

 滞納した厚生年金保険料の処理を巡り、群馬社会保険事務局の保険課長(当時)が昨年7月、総務省年金記録確認群馬地方第三者委員会の委員を訪ね、社会保険庁側に不利な発言をしないよう求めたとされる問題で、総務省はこうした事態が二度と起こらないよう、社保庁長官に申し入れることを決めた。

 消えた年金記録の回復を審査するため設けられた第三者委の委員に、社保職員側から圧力があったのを明確に認めるもので、こうした申し入れは極めて異例。

 この問題では、社保庁が2月、職員からの聞き取りだけで「(圧力をかけた)事実は確認されなかったが、委員にそう受け止められた可能性はある」との内部調査結果を発表。「調査が一方的」と批判が出ていた。【野倉恵】

毎日新聞 2008年3月19日 東京朝刊

政治 アーカイブ一覧

 

おすすめ情報