中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

カリウム過剰投与で死亡か 群馬、県警が病院側聴取

2008年3月18日 22時47分

 群馬県伊勢崎市の医療法人恵泉会「せせらぎ病院」で2月、慢性腎不全の女性(59)が人工透析後に死亡、県警が高濃度のカリウム溶液を誤って投与した業務上過失致死の疑いがあるとみて、医師ら数人から事情を聴いていることが18日、分かった。

 関係者によると、女性は2月19日、同病院で人工透析を受けた際、カリウム溶液を静脈に注入され、約6時間後、高カリウム血症のため死亡した。希釈していない溶液を使用したとみられる。病院は伊勢崎署に事態を報告したという。

 病院は「事態を真摯に受け止め、しかるべき対処をしている。現在調査中なので、コメントは控えたい」としている。

(共同)
 

この記事を印刷する

広告