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仏外相「ボイコット、評価に値する」 北京五輪開会式

2008年03月19日09時35分

 中国チベット自治区の騒乱を受けてフランスで「北京五輪の開会式をボイコットすべきだ」との声が持ち上がり、クシュネル外相は18日、「支持はしないが、評価に値する案だ」と述べた。主要国の外相が五輪の一部不参加の可能性を示唆するのは異例。28日からの欧州連合(EU)外相理事会で検討するという。

 開会式不参加は、市民団体「国境なき記者団」(本部パリ)が18日提案。仏与党「民衆運動連合」(UMP)のポニアトブスキ国民議会(下院)外交委員長も同日、「国旗だけの行進とし、テレビ中継もやめるべきだ」と述べた。

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