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きのうからお伝えしている「ご神木シリーズ」。
きょうは、福岡市東区の香椎宮にある綾杉です。
新古今和歌集にも詠まれ、平和の象徴として大切に守られてきました。
福岡市東区の香椎宮にそびえ立つ「綾杉」。
新古今和歌集や、数々の和歌に詠まれているご神木です。
今から1800年以上前、神功皇后が朝鮮出兵から戻ったときに身につけていた武具を埋め、平和の象徴として、その時肩に付けていた杉を、挿し木したものが育ったと言い伝えられています。
綾杉はこれまで何度も戦争や雷によって焼けましたが、その度に、焼け跡から新しい杉が生まれたといいます。
実は、この綾杉を分けて植えたと言われる杉が篠栗町の若杉山にあります。
山そのものの名前にも関係しています。
地元の人たちは、ご神木として毎年しめ縄を飾り、大切に守り続けています。
1800年前のほんの小さな挿し木から、大きく育ってきた綾杉。
これからも人々を見守り続けます。
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