2008年03月18日

相続に対する想い

以前に別のブログで書いた記事です。


先日、ある新聞記事に相続に関するお仕事をされている方が出ていらっしゃいました。
私はお会いしたことはありませんが、本は数冊読ませていただいています。

 自分も「相続」を仕事とさせて頂いています。
知識も経験も、何をとってもまだまだ未熟です。
 それでも今現在何とか成り立っているのは、お客様が私の思いに信頼して下さっているから、そして仲間が支えてくれているからです。
 決して、残念ながら知識等ではないのが現実です(いつまでもそれで良い訳はないことは充分わかっていますが・・・。)

 今、相続というものをお仕事にされている方は、増えてきていると思います。それぞれ皆さん「相続」と「仕事」についてのお考えをお持ちかと思います。

 私の「相続」に対する想いは、お金ではありません
私が一番重視して考えていることは「人の気持ち」です。
ニュービジネスと考えて活動することには、割り切れないところが多々あります。
ですが、私も仲間もある程度収入がなければ生活ができません。だから葛藤があります。

 「衣食住足りて礼節を知る」という諺があります。決して理想だけではいつも礼節を保つことが困難であることは知っています。
ですから、何とかある程度は収入にも結び付けなければいけません。
最低限は何とかしなければ、自分達が活動することもできません。
ですが最低限度が保てれば
「ボロは着てても心は錦」でありたいと思っています。

 年間120万人近くの方が亡くなられています。その方達1人として同じ相続はありません。相続税を納められている方は4万5千人程度いらっしゃいます。相続税を納められることは、先祖伝来の土地を継承していかなければいけない方や、事業を続けていかなければいけない方たちにとっては、非常に大変なことかと思います。

 
ですが相続税について関係のないような方にとっても、相続による大変さには全く変わりはありません。
 むしろマイナスの財産を持たれて亡くなられた方や、亡くなられた方が保証人をされていて、亡くなられてから数年経ってからその保証人としての責任が相続人にのしかかってきてしまった等、もっともっと大変な方は沢山いらっしゃいます。
 また、親の身勝手で相続人同士仲良く出来ないような事情を抱えられたような方も沢山いらっしゃいます。

 私は、そのような相続をされているような方について、大したことは出来ませんが少しでも何か出来ることがあればしたいと思っています。それが、私のこの仕事に対する想いです。
 
なぜそう思うかについては、前にブログで書かせていただいた通りです。きれいごとが多々あることも充分承知しています。

 この想いを出来ることなら皆さんに認知してもらって、心が疲れてしまうような事が起きたら安心して駆け込めて、そして解決できるような場所を提供できたらいいなと思っています。
 
今は相続を特化して扱っていますが、いつかもう少し間口を広げられればいいなと思っています。

posted by 秀子(Hideko) at 20:00| Comment(0) | 秀子日記