中国 日米欧の現地入りを拒否 大規模な暴動が発生した中国のチベット自治区では、外国人や外国の報道関係者の立ち入りが禁止されており、現在の治安状況などの詳細は、よくわかっていません。このため、アメリカと日本は、現地の状況を把握するとともに、現地に滞在する自国民の安全を確認する必要があるとして大使館の職員の現地入りを中国政府に要請したほか、EUは、真実を内外に報道する必要があるとして、外国の報道関係者の立ち入りを認めるよう求めました。しかし、中国側は「内政問題だ」とか「外国人の安全は確保されている」などと述べて、こうした要請に応じる姿勢を見せておらず、各国の間では中国の対応に批判が高まっています。一方、北京のアメリカ大使館は、抗議デモがチベット自治区の周辺地域に拡大していることを受けて、デモの報告があり、かつ中国政府の許可が必要ない甘粛省に職員を派遣して、現地の状況を調べているということです。 |
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