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2008/03/19

ふう、なんとか致命傷だけで済んだ

やっと、その正体が見えて来たという雰囲気なんだが、他でもない、サブプライムローン問題なんだが、IMFの試算で、78兆円という数字が出て来たわけだ。
国際通貨基金(IMF)は、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題の損失が銀行のほか、保険会社やヘッジファンドを含めて世界全体で8000億ドル(約78兆円)に拡大するとの試算をまとめた。

 IMF幹部がブラジルでの会議で明らかにしたとロイター通信が17日に報じた。

 試算では、現時点で、銀行の損失が2300億ドル程度にのぼっており、その半分が米国、残りの大半が欧州となっている。

 保険会社などにも損失は広がり、全体で8000億ドルにのぼるとしている。
思い起こせば去年の秋、なんだが、サブプライムローンという言葉がマスコミに登場するようになった頃には、何兆円という程度の数字だったわけだ。ところが、いやいや、そんな甘いもんじゃない、100兆超えるぞ、という人も一部ではいて、おいらもそう考えていたんだが、人によっては「サブプライムローンはアメリカの死ぬ死ぬ詐欺、半年もすればバランスシートはまっさらでアメリカ復活」とか騒いでいる人もいたんだが、そろそろ半年ですねぇ、さて、どうしましょう。
FRB(米連邦準備制度理事会)の公定歩合引き下げや投資銀行への直接貸し出しを柱とした新流動性対策、さらに、米銀行3位のJPモルガン・チェースによる米投資銀行5位のベア・スターンズ買収支援にもかかわらず、一夜明けた17日のNY株式市場では、金融セクターの中でも投資銀行の株価が急落。特に、米投資銀行4位のリーマン・ブラザーズの株価が一時、前週末比48%安の20.25ドルと半分になったことから、ベア・スターンズの次はリーマンかという憶測が広がっている。
これから夏にかけて、ドシドシと破綻する金融機関が出てくるわけだ。アメリカもいよいよ公的資金投入とかいうんだが、とても全部は救済しきれない。そもそも、山ほどあるノンリコースローン、不動産価格が下がり続ける限り、ローン返すより不動産手離した方がカシコイというので、自ら進んで破綻するヤツは絶えないわけで、さすがにアッケラカのカーだ。で、次の大統領は
黒ん坊でフセインで左巻きなので楽しみです。まぁ、ベアーの次はシティでしょうという見方もあったりするようなんだが、いいと言われていたゴールドマンコセックスですら、今年になって悪材料が出ている事だし、まぁ、どこがアレしても不思議じゃないわけだ。で、唯一爆アゲしていた商品先物市場なんだが、そこもオカシクなっているようで。
今日、暴落している市場があります。
【商品先物市場】です。
殆どの商品がストップ安にまで叩き売られているのです。

ここまで暴落するということは今まで買い上げてきた【商品ファンド:ヘッジファンド】が破綻したのかも知れません。
この処分売りが東京市場に出てきているとすれば、今回の暴落の理由が納得出来ます。

今まで【金・プラチナ・原油・穀物】等につきましてはマスコミや専門家は最もらしい理由をつけて上昇を解説し、『まだ上がる、まだ上がる』と述べていましたが、実際には【ファンド】やETF投信】等が買い上げていただけなのです。
金屋のネバダさんが言うんだからマチガイないだろう。で、今の状況をひとことで説明するなら、

120 :名無しさん@八周年:2008/03/17(月) 21:45:05 ID:zHCnkYw20

ふう、なんとか致命傷だけで済んだ

といった雰囲気なんだが、ユダヤのカネの儲け方の神髄というのは、実はこれからだったりする。
アメリカの大手金融機関が倒産した事で信用不安はますます広がりアメリカからマネーが逃げ出してドルは暴落する。投機筋からドルが売り浴びせられて金利を上げざるを得ない状況に追い込まれたらアメリカもいよいよアウトである。ジョージ・ソロスは92年のポンド危機の時はポンドを売りまくって大儲けをした。今やドルを売り崩して儲ける時が来たのだろうか?

90年代はドルに代わる基軸通貨がありませんでしたが、今はユーロが基軸通貨に変わりつつある。今起きているのは92年のポンド危機と同じであり、ポンドの仇をユーロが討った形となるかもしれない。ポンド危機もアジア金融危機も今度のドル危機も投機筋に狙われてきましたが、アメリカは国内状況から金利を上げられないのは確かだ。だから当面はドルは売り崩されるだろう。投機筋はまさにハゲタカだ。
ソロスというのは、ヒットラーに殺され損なったユダヤ人の一族で、父親はエスペラント語の作家、本人も哲学者であり、反ブッシュで知られている。あちこちで通貨危機を引き起こしては金儲けしていて、
イングランド銀行を潰した男というふたつ名を持っている。
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発売日:2008-02-01
ヒットラーもね、ちゃんとユダヤ人を皆殺しにしておかないから、こういうのが出て来るわけだ。で、今回のドル崩壊なんだが、日本政府は日銀総裁が決まらないとか、情けないいいわけしているようだが、世界中が虎視眈々と、いつドル切り崩しを仕掛けるか、タイミングを見計らってる今、日銀が出動したら、そら、格好の標的になってしまう。壮大なポーカーゲームみたいなもんで、手が悪い日本はむしろ死んだフリしてるのが得策だ。で、J-CIAによれば
日銀85円介入説なんていうのもあるようなんだが、FXとかやる人はちゃんとカネ払って読んでおいた方がいいよ。

で、サブプライム問題では、世界中が迷惑をこうむったんだが、意外にも損害が少なかったのが日本だそうで、
ドルもユーロもウンコまみれ。日本は新生銀行などの「外資系」に損失があるものの、全体としては問題にならないレベル。欧州の連中は、欧米でこれだけ損失が出ているのだから日本猿はきっとサブプライム損失を隠しているに違いないと言っていたが、実際はどうだったか。
色々言われることの多い増田俊男氏のかねてよりの持論であり、下の新刊案内で紹介している岡崎良介氏の著書でデーターを示して証明されているように、日本株は円高でこそ上昇するだろう。将来の通貨高が外国からのハイリスク・ハイリターンの投機資金を呼び込むのは人民元の切り上げを見越した外国からの資金流入によって生じた中国バブルなどを見れば明らか。
ましてや日本はサブプライムローンによる直接損失は相対的に軽微なのだ。最初は不景気の株高かもしれないが、後半はそうでなくなる。
新生銀行はカネに詰まって、とうとう本社ビルを売却してしまったわけだ。実は、数ヶ月前においらの会社を買いに来たヤツがいて、某外資の手羽先で動いていたようなんだが、先週、「新生銀行に移りました」とか葉書が来ていたんだが、まぁ、外資さんも大変ですね、というような事で、人間、同情されるようになっちゃオシマイだ。

コメント

ネバダさんは、金屋ではなく、希少金貨、有名絵画などを取り扱っているようです。
大金持ち向けにね(笑)。ですので、以前より、株は崩壊する、商品、金は暴落するとポジショントーク全開で煽ってらっしゃいますww
まあ、ポジショントークと言う点では、浅井隆なぞと何ら変わる所はないのでしょうが、日常英会話以上の素養の無い自分にとっては、貴重な海外情報を提供してくれるので読んではいますが、かなり差っ引いて考えないといけないでしょうね。

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