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「暴力で制圧するな」 国際人権団体代表が中国に懸念

2008.3.18 19:48
このニュースのトピックス中国

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部・ニューヨーク)のケネス・ロス代表は18日、都内で記者会見し、中国チベット自治区などでの暴動鎮圧について「平和的なデモや抗議を暴力で制圧してはいけない。警察権の行使は最小限にとどめるべきだ」とし、中国政府の対応に懸念を示した。

 ロス氏は「日本に(北京)五輪ボイコットを勧めているわけではない」と述べた上で「日本の影響力を発揮し、もっと中国に人権改善の促進を働きかけるべきだ」と日本の役割に期待を示した。

 同団体は近く、東京に日本事務所を開設。ロス氏は「日本にはミャンマーや中国、スリランカなどアジア地域の人権問題を中心に協力を呼び掛けていく」と述べ、巨額の経済支援などで影響力を持つ日本政府に人権外交の推進を訴えた。

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