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松下電器もジョブ・カード 組立工など20人募集

2008年03月15日18時05分

 企業現場での実践的な職業訓練によって、フリーターらの就職を後押しする「ジョブ・カード制度」の一環として、松下電器産業グループが職業訓練プログラムを実施する。14日から大阪府門真市内の2事業所で、計20人の募集を始めた。実施はキヤノンに続き2社目で、関西では初めて。

 募集するのはビデオ・音響機器組立工と電子部品検査工を10人ずつ。それぞれ松下電器の社内分社「パナソニックAVCネットワークス」と、グループ会社「パナソニックエレクトロニックデバイス」で訓練を受ける。

 訓練は4月14日〜7月末の予定。賃金は日給6650円で、月20日間働くと13万3000円になる。求人は大阪市や京都市など12のハローワークで。

 この制度は、フリーターや子育て後の女性など「職業能力形成の機会に恵まれなかった人」が対象。企業実習と座学を計3カ月〜2年間実施し、能力証明書を受け取る。

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