北京五輪聖火ランナー発表 野球日本代表の星野仙一監督、萩本欽一氏、仙波慶伸氏選出
18日、北京五輪の聖火リレーに加わる3人が発表され、北京五輪野球日本代表の星野仙一監督(61)、萩本欽一氏(66)、仙波慶伸氏の3人が選ばれた。
18日、オリンピック恒例となった世界をめぐる聖火リレーのランナーが発表された。
星野仙一監督は「本当に、サムスンから話が来られたときには、オリンピックの監督もさせていただき、そして、聖火リレーにも参加させていただけると。これは、無事に次のランナーに渡さなければいけないなと。決して倒れることなく、はってでも次のランナーに渡さなければいけないと。そういう思いでございます。大変、光栄に思っております」と語った。
また、70kmのマラソンに挑戦したこともある萩本欽一氏は、「世界をつなぐ聖火を、責任と幸せを感じながら走らせていただきます。オリンピックなんでしょうか。堅く、短く終わらさせていただきます」と語った。
そして、盲導犬のトレイスと登場した仙波慶伸氏は「1匹の盲導犬を育てるときには、たくさんの手をかけて育っていきます。すべての方が、とても喜んでいただきました。こういう形で社会に出て行けたということが、皆さんの励みになっていくんじゃないかと思って、とても、うれしく思っております」と話した。
北京五輪の聖火リレーは、日本では、長野市の善光寺で出発式が行われる。
そして、長野オリンピックの施設などを回りながら、18.5kmを80人でリレーすることになっている。
さらに、18日に発表された3人のほかに、水泳で2大会連続2冠を狙う北島康介選手も、現役の金メダリストとしては異例の聖火ランナーとして走ることが決定している。
北京オリンピックの聖火は、4カ月をかけて、22カ国、13万7,000kmを2万1,880人のランナーがリレーして北京に向かう。
(03/18 18:10)