春日部市の庄和子育て支援センターで先月27日、「ベビーマッサージ教室」が開かれた。これは、マッサージを通じて親子でスキンシップを図ってもらおうと、毎月行われている人気の教室。この日は、生後4か月から9か月の赤ちゃんとその保護者、合計12組の親子が参加し、親子で肌を触れ合いながら楽しい時間を過ごした。
参加者たちは、支援センターの田中憲子さんの指導のもと、さっそくマッサージを開始した。はじめは、赤ちゃんがびっくりしないように、手のひらを使って、お腹の周りをゆっくりさすり、赤ちゃんをリラックスさせ、次に足の裏、ひざ、足の付け根など足全体を手のひらや指を使ってやさしくさすった。赤ちゃんが慣れてきたら、股関節やおへそのまわり、腕や背中など上半身もていねいにマッサージした。
指導した田中さんは「ベビーマッサージは、赤ちゃんの脳の発達やストレス解消に効果があると言われています。また、お母さんの産後の機能回復にも役立ちます。赤ちゃんの名前を呼びながらやると効果が高まります」と話していた。
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