ログイン
IDでもっと便利に[ 新規取得 ]

ジャンル
サブジャンル

国内

注射でミス 高校生の患者死亡 広島

3月17日23時21分配信 産経新聞


 広島市立安佐市民病院(日高徹病院長)は17日、入院中の高校1年の男性患者(16)=山口県平生町=に対し、筋肉に注射すべき中枢神経抑制剤を誤って静脈に注射するミスがあったと発表した。男性患者は死亡。県警安佐北署は業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。

 同病院によると、女性看護師(23)が16日午前10時20分ごろ、発熱や血圧の低下などの症状が出た男性患者に中枢神経抑制剤「フェノバール注射液」を注射する際、誤って静脈に注射した。男性患者は約5時間後に死亡。死因は分かっておらず、同病院は「男性の死亡とミスとの因果関係は不明」としている。

 同剤は国内では筋肉に注射することが定められている。男性患者は全身けいれんなどの症状が出て意識不明になったことから、山口県岩国市内の病院から先月26日に転院し治療を受けていた。一時意識が回復したが、15日に発熱し再び意識不明となったという。

 同院の日高徹病院長は「起きてはいけない事故が起き、深くおわびする。事故原因を解明し、再発防止に努める」と話していた。

【関連記事】
医療事故調、「捜査機関への通報」などめぐり百家争鳴
医療ミス看護師 1人免許取り消し、7人業務停止 厚労省
【正論】和田秀樹 本当に患者のための運用を
静岡で中絶手術「ミスで死亡」賠償請求9300万円
振り込め詐欺「医療ミス」で女性500万円被害

最終更新:3月17日23時37分

  • ソーシャルブックマークへ投稿 0
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • みんトピに投稿
  • はてなブックマークに追加
  • newsingに投稿
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿
  • Choixにブックマーク
  • イザ!ブックマーク
ソーシャルブックマークとは

Yahoo!ニュース関連記事

みんなの感想 この話題についてみんながどう感じたかわかります。

みんなの感想(話題ランキング)

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます

日付を選択:



提供RSS