【エノラゲイで2爆撃】col/onel・冬月コ/ウゾウにお集まりの皆さんへ
親愛なるスレ住民の皆さん、こんばんは。
水銀党本部代表の冬月です。
私がかつてのように皆さんのおられるスレに直接参らず、このような場所から語りかける非礼をどうかお許し下さい。
今回、私が事態の収拾を試みるにあたって自分のサイトを選んだのは、二つの理由があります。
第一に私は、寺へ…同人ヲチスレ10の117において、もう皆さんのいらっしゃるスレに訪れて調停を行う事は無いと申し上げました。
これは当時私どもがおかれていた状況、住民の方との率直な話し合い、皆さんが「老円」と呼んでおられたサイトの管理人さんとの話し合いを通じて、最善の措置と判断し申し上げた事です。
私は、話す相手に信じてもらう事こそが、自分の渉外活動・サイト運営で最も大切だと考えています。
信頼関係を築けてこそ、誠意をもってお互いが情報を共有し、相手の立場に立って物事を考える作業がスムーズになり、協調性や柔軟性のある判断が可能になるからです。
ですから、どんな些細な事でも、前言の撤回は可能な限り避けたいと思います。
第二には、今回のお話はその内容からも、確かに私によるものであるという保証が必要だと考えました。
2ちゃんねるの特質であるところの匿名性は、自由闊達な議論が可能な風土に貢献していると思いますが、一方で誰のコメントかわからない、HNがあっても本当にその人だという保証がないという環境は、時として無用の混乱を引き起こします。これは、私どもが誤解される事になってしまったあの不可解な「空爆」においても同じ事が言えると思います。
そもそも私は、荒らし行為の脅威に直面し困っている友人とそのサイトを救うために、当時我々が得られた情報で、そのごく一部のコメントから荒らし行為に関わっている可能性があったスレに赴く事を決意しました。
私は普段から、調停を試みる際には一方だけの情報に頼らず、前もって入念な調査を行います。
今回も、私は関係すると思われる3つのスレッドのコメント、皆さんのジャンルの原作者先生の「BBS2」を全て読んでからそちらに参りました。また、私自身がHNを名乗らずに一度皆さんのスレに入り、何が最たる問題になっているのか、何故深刻なのか、皆さんの生の声を聞こうとし、実際、皆さんの事情を理解する上で貴重な情報を得る事ができました。
調べていてわかった事は、この問題が通常私が扱っている2ちゃんねる絡みの荒らし行為とは性質が異なり、単純な愉快犯は存在していても問題の本質ではないという事でした。
その上で私は、こちらの陳情を皆さんの凸行為への不同意の確認に限定して、問題を整理して双方に自制を促そうと試みました。
この問題の整理と限定について私は説明を尽くしたつもりでしたが、皆さんにとって読み辛い長文となってしまい、私の状況認識と真意とが正しく伝わらなかった事を残念に思います。
また私がそちらにお邪魔したのと時期を同じくして発生した不可解な混乱の中で、誤った印象ばかりを与えてしまい結果として双方に不幸な誤解が生じた事は、極めて遺憾です。
話がやや横道にそれますが、これをご覧になっている皆さんが今いらっしゃるスレの誕生は、実は私にとっては個人的な夢の実現でもありました。
2007年の年始に私は、いつか自分が有名になって、2ちゃんねるに自分の専用スレが立てばいいなと、冗談で自分のブログに書いたのです。
あれから一年。
あの時の夢がかなうとは、まさか思っておりませんでした。
しかし、それがこのような形で、すなわち不幸な誤解の産物として誕生した事は、私達双方にとってとても悲しい事です。
私の中では、本件への自分の関わりは、寺へ…同人ヲチスレ10の117のコメントで終わりにしたつもりです。
ところが、その後の不可解な混乱の過程でこのスレが立てられると、不幸な誤解から私に反感をお持ちの皆さんと、私の身を心配して下さる皆さんとの間で衝突が起こってしまいました。
私にも、その責任の一端があると自覚し、胸を痛めております。
その一方で、混乱し情報が錯綜する中でも、私を信じて下さりあるいは期待して下さり、貴重な時間を割いて私に語りかけてくれた人々がいました。
皆さんの訴えは、感謝の気持ちと共に、真摯に受け止めさせて頂きました。
今、私の事を敵だと思っている人にも、味方だと思っている人にも、全ての人にお願いします。
争いは止めましょう。
私の身を心配して私のためだと信じて戦ってくれた友人・同志にもお願いする。
ありがとう。
しかしもう十分です。
我々は、我々の家へ帰りましょう。
我々が去った後、ここをどうするか、それは、我々が案ずるのではなく、ここにおられる聡明な人々にお任せしようではありませんか。
荒らし行為の脅威が少ないとわかった今、「地球へ・・・」というジャンルは、「地球へ・・・」のファンに任せるべきです。
具体的には、このジャンルで創作活動を行い福利を享受する関係者の皆さんを尊重するべきです。
ただ自らの正当性を声高に叫ぶのではなく、まずは相手の領域を尊重する事こそが、我々の権利が尊重される事につながるのです。
勿論、我々が去った後も、残念ながら誤解は残るでしょう。
ですが、だからといっていつまでもここに留まり、不毛な議論を続ける事が双方の誤解の解消と平和に結びつくとは、私には思えません。
誤解が解け、平穏を取り戻すために必要なのは、言葉ではなく、時間です。
我々はただ、あるがままを受け入れましょう。
どうか、誇りをもって撤退して下さい。
私は、私をここでかばってくれた一人一人の友人・同志に、心から感謝しています。
あなた方の存在は、私にとって何物にも換え難い人生の宝です。
皆さんなら、私の申し上げている事の意味が、きっとご理解頂けるものと確信しております。
「地球へ・・・」ファンの皆さんとは、これでお別れです。
私どもは、これで失礼します。
短い間でしたが、お世話になりました。
最後に、私どものコミニティのPRメッセージを、ちょっぴり変えさせて下さい。
理解し、協調し、共生していく――わたしたちは、Mercury Solution Serviceです
平成20年 3月17日
水銀党本部代表 冬月コウゾウ(colonel)