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チベット亡命議会、騒乱での死者は「数百人」

  • 2008年03月17日 21:31 発信地:ダラムサラ/インド
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  • チベット人の反中国デモ、各地で発生

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2008年3月14日、インド北部ダラムサラ(Dharamsala)のマクロード・ガンジ(Mcleod Ganj)で、中国チベット(Tibet)自治区への連帯を示す灯明デモに参加する亡命チベット人尼僧ら。(c)AFP/LOBSANG WANGYAL

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【3月17日 AFP】インド北部ダラムサラ(Dharamshala)を拠点とする亡命チベット代表者議会は17日、中国のチベット(Tibet)自治区で起きた騒乱について、ラサ(Lhasa)ほか自治区各地での死者は数百人に上るとの声明を発表した。

 声明で議会は、「10日以降ラサほかチベット各地で始まった大規模なデモは、数百人の死者を出す結果となった。中国政府による武力鎮圧は、国連(UN)や国際社会に問われるべき問題だ」として、真相解明に向けた国際的な調査の必要性を訴えた。死者の正確な人数など、詳細には触れていない。

 また、一連のデモや騒乱の後、中国当局の厳戒態勢下にある自治区内からの情報を収集するため、委員会を設置したとしている。

 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世の側近は前日、騒乱で80人の死亡が「確認された」ことを明らかにする一方、死者の数はもっと増えかねないとの懸念を示していた。

 チベット動乱以降、ダライ・ラマ14世や亡命チベット代表者議会、チベット亡命政府はダラムサラを活動拠点としている。(c)AFP

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