「人間合格」5年ぶり再演 若き日の太宰いきいき

太宰治の青春時代を描いた「人間合格」の一場面
 山形県川西町出身の作家井上ひさしさん作のこまつ座の舞台「人間合格」(鵜山仁演出)が19、20の両日、同町フレンドリープラザで上演される。作家太宰治の青春の日々を描いた評伝劇だ。

 1930(昭和5)年の東京が舞台。後に太宰となる東京帝大生、津島修治(岡本健一)と2人の友人、佐藤(山西惇)と山田(甲本雅裕)との友情を、「晩年」「人間失格」など太宰の名作を織り交ぜながらつづる。5年ぶりの再演で、東京以外での上演は同プラザだけ。

 当日の開演前には「人間合格を100倍楽しむ法」と題した、こまつ座関係者による解説もある。開演は19日が午後6時半、20日が午後1時。入場料は5000円(当日5500円)。連絡先は0238(46)3311。
2008年03月16日日曜日

山形

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