世界各地で抗議活動 チベット暴動
中国のチベット自治区・ラサで発生した暴動で多数の死傷者が出たことを受け、世界各地で抗議活動が行われている。
ベルギーの首都・ブリュッセルでは、100人以上が参加して大規模な抗議活動が行われ、中国大使館前で警官隊と衝突する場面もあった。また、大使館に掲げられた中国の旗をチベット亡命政府の旗に付け替えたとして5人が逮捕された。
フランス・パリでは、約500人が抗議活動を行い、警官隊が催涙ガスで鎮圧する騒ぎとなった。このほか、イタリア・ローマやアメリカ・ワシントンなどでも抗議活動が行われた。
東京都にある中国大使館前でも日本時間17日午前、約80人が集まり、今回の暴動に対する中国政府の対応を批判した。