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感謝状を受け取る林室長(右)=京都市上京区・京都府警本部 |
コンピューターウイルスを潜ませたアニメ著作物を流通させたとされる大学院生の逮捕などで、「Winny(ウィニー)」をはじめとするファイル共有ソフトによる著作権侵害に警鐘を鳴らしたとして、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS、東京都)は17日、京都府警ハイテク犯罪対策室と五条署に感謝状を贈った。
府警は、昨年5月に漫画の画像を無断でウィニーに流通させた3人を逮捕した。今年1月にも、アニメを無断で流通させた著作権法違反容疑で大学院生を含む3人を逮捕しており、ACCSは「著作権侵害の抑止に貢献した」としている。
感謝状を受けた林樹彦・ハイテク犯罪対策室長は「創作者の権利を侵害し、デジタル時代の経済活動を脅かす犯罪に対し、今後も厳しく目を光らせる」と話した。
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