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+++ Nintedo DS ROM の吸い出し方法 一例紹介 +++
NDS ROMの吸い出し法はいくつかありますが、ここではその中で現在管理人が使用している方法を一例として紹介します。
これからNDS ROMの吸い出しに挑戦してみようという方の参考になれば幸いですvv
その他の方法についてはググれば見つかるかもしれません。。。。
 ▼使用するもの▼

 Nintedo DS本体、neo3SD、SDカード、M3 DS Simply
 (※写真はR4だけど中身はM3 DS Simply…もちろんR4でもOK)
 今回吸い出しするタイトルは、いろんな意味で話題になった
 「アルカイック シールド ヒート」です。
 M3 Simply(またはR4)をスロット1にセット、neo3SDをスロット2にセット、
 SDカードをneo3SDに挿入しておきます。
 セット完了したら、NDSの電源を入れます。


 メニューが立ち上がったら、「Slot-2 起動」を選択します。
 エラー画面になりますが、気にしないで「OK(A)」を選択。
 neo2画面が立ち上がりました〜


 SDカードが挿入してあることを確認してからAボタンを押します。
 SDカード内のファイルが表示されますが、何も入れていないので
 こんなカンジ…「Dumy」は空のフォルダ…なくても構わないのですが
 もし吸い出しがうまくいかない場合は、作ってください。


 Xボタンで吸い出しメニューとなります。
 「Insert NDS card」と表示されるので、M3 Simply(またはR4)をスロット1から
 抜いて、吸い出しするNDSカードをスロット1に差し込みます。


 差し込んだらAボタンを押します。

 ちゃんとNDSカードが認識されていれば、上画面にアイコン・タイトルが
 表示されます。
 エラーになった場合は、NDSカードを差し込み直してみてください。
 何回か繰り返してもうまくいかない場合は電源を切って、最初から
 やり直してください。


 Aボタンで吸い出しスタートです。。。。

 吸い出しが始まりました。


 上画面のバーが100%になるのを待つだけです。。。
 バーが消え、下画面に「XXXXX.NDS dumped」と表示されたら
 吸い出し終了です。


 今回は待つこと約15分で吸い出しが完了しました。
 ASHはサイズがデカイので結構かかりましたが、通常はもっと早く終わります。
 完了画面でAボタンを押すと、SDカード内ファイル表示画面になります。


 ASHのROMファイルがちゃんと保存されていますね。。。
 これでNDS本体を使った作業は終了です。
 次はPCでの作業に移ります。


 カードリーダーにSDカードをセットしてPCと接続します。
 (PC本体にカードリーダーが内蔵されている場合は、そのままSDカードを
 セットしてください)


 さきほどNDS画面で確認したように、SDカード内に「YASJ01.NDS」という
 ROMファイルがありますね。
 「NDS Header Tool」でファイルの
 データを見てみましょう。


 本来のカードサイズが2048Mbit
 (256MB)なのに対して、このROM
 ファイルのサイズは、1973Mbitと
 なっていますね。


 neoには、余剰領域を自動的に
 トリムしてしまう機能があるため
 ですが、これを本来のサイズに
 戻してやる必要があります。
 本来のサイズにする方法の
 1つは、バイナリエディタを
 使用する方法です。


 Stirlingで開いてみると
 データは0x0F6AFFFで
 終わっています。


 本来のサイズに戻すため
 には、0x0FFFFFFFまで
 「FF」で埋める必要が
 あります。


 多少面倒のように思います
 が設定により、Fキーで
 簡単に範囲指定が可能
 なので、コピペで埋めるのも
 良いでしょう。。。
 FF埋めでこんなカンジに
 なりました〜
 本来のサイズに戻す他の方法として専用ツールを使用する方法があります。


 各種ツールでお世話になっているImaha486さんが専用ツールを配布して
 くださっています。


 「addsff」というコマンドプロンプトから起動するツールです。


 まずは、吸い出したROMファイルをaddsffのルートにコピーします。
 コマンドプロンプトを起動し、addsffのルート
 にパスが通った状態にします。。。。。
 

 といっても意味不明という方は、左画像の
 ように、ROMファイルを右クリック、プロパティ
 を開き、「場所:」の部分をコピーします。

 コピーしたら、上画像のように「cd "」と記述した後にペーストします。ペーストした後に「"」を記述します。そうしたらEnterを押します。
 

 これでパスが通った状態になりました〜
 

 「ADDSFF xxxxx.NDS(ファイル名)」と記述し、Enterを押します。
 

 サイズ確認画面になります。さきほど「NDS Header Tool」で確認したとおり、正規サイズは2048Mbitでしたから間違い有りませんね。
 (Y/N)の後にYを入力してEnterを押します。
 

 これでリサイズは終了〜
 
 処理前252,608KBだったファイルが262,144KB(256MB)になっています。。
 もう一度「NDS Header Tool」で
 ファイルのデータを見てみましょう。


 本来のカードサイズが2048Mbit
 (256MB)に対して、このROM
 ファイルのサイズも2048Mbitと
 同じになっていますね。


 これで完了です。
 試しにエミュレータ「iDeaS」で起動してみましょう。。。。。


 ちゃんと正常に起動しましたね。







 言葉足らずの説明だったかもしれませんが、NDS ROMの吸い出しの
 一例を紹介させていただきました。

 ここで紹介した以外の方法もいくつかありますので
 それぞれの環境に応じてツールを用意し、挑戦してみてください。。。
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