*Ｎｏｔｅ

適職・天職ってなんだろう？


私はいまだに解らない。解らなくてもがいている。



高校時代のウエイトレスのバイトから始まって、販売の仕事やアパレルの仕事。
デザイン会社に勤めたこともあるし、保育園で働いたこともある。
音楽関係の仕事もしてみた。



もちろん、短期で辞めてしまった職もたくさんある。



どの仕事をしていても、それなりにやりがいはあった。
刺激もあった。
大変な思いもしたけれど、その先にある達成感のために頑張れた。



だけど一つに絞れない。


私のやりたいことは、何なのだろう...


手に入れたいものは？
地位や名誉が欲しいと強く思って生きてきた。



だけど解らなくなった。

「いずれ結婚しよう」

そう言われて、「そうだね」と答えてきた。



時がきたら…そう思っていたからだ。



でも




「いずれ」がなくなった。



その時はきたようだ。



だけど


正直、迷っている自分がいる。



私は子どもが好きだ。
絶対に子どもを生みたいと思っているし、それが彼との子だったらいいなぁとも思っていた。



だけど
今、このまま結婚してしまったら
我慢しなければならない事がたくさんある。
犠牲にしなければならない事がある。


それが嫌なんだ。




結婚して、お互い助け合って、支え合えるのは素晴らしい事だと思う。



けれど

私にはまだ早いと思ってしまう自分がいる。



彼のことは好きだし、人として尊敬も出来る。
彼と一緒にいると自分も成長出来る。



だけど彼と結婚するのなら、彼の力ではなく、自分の力で成長してからがいい。


私が求める"私"はまだ遠くて

それを追い求めてしまう自分と、何も考えずに彼と一緒になりたいと思う自分がいる。




私が悩んでいることを、彼も解っている。


こんなにも愛し合っているはずなのに、即答出来ないのはツライ。




何が欲しいのだろう？
夢や目標かな？
家庭かな？



２つを手に入れるのは、きっと予想以上に大変だ。



私はそんなに器用な人間ではない。




早く答えを出さなければならない。。。

彼の仕事仲間は
仕事仲間である以前に、彼の友達だ。


幼なじみ。大親友。家族のような存在。

そんな感じだ。



久しぶりにみんなに逢った。
個人個人と逢う事はあるけれど、プライベートでみんなが集まるのは久しぶりだった。


みんなとても面白い。
全員が集まると
本当に少年のようだなぁと思った。


みんなでゲームに夢中になったり
昔話で盛り上がったり
宇宙や漫画の話で本気になって語れる人たちだ。



私はゲームは全然やらないし、一緒の時間を過ごしていなかった昔話には入れない。


だけどそれがちっとも嫌じゃない。
そんなみんなを見ているだけで、こっちまで笑顔になってしまう。


そんな彼らを見て、この人たちを表す言葉は「絆」だなと思った。



昔からずーっと一緒で、仕事まで一緒。

嫌になったりしないのかなと思ったけれど、この絆のおかげでやって来れたのだと思う。



大好きな大切な仲間と

同じ夢を追いかけ


マイペースにここまで来た彼ら。



これからもきっと


周りの人々に愛され


彼らなりのペースで


同じ目標に向かって進む。



それって奇跡に近いぐらいの素晴らしいことだ。


幸せなことだ。



その幸せを傍で見れる事も、幸せなことだ。