2年ぶりのウォン安ドル高水準、韓銀が‘口先介入’
ウォンは日本円に対しても66.3ウォン値下がりした100円=1061.6ウォンで取引を終えた。 これは3年5カ月ぶりのウォン安円高水準。 これを受け、韓国銀行(韓銀)は昨年5月以来となる口先介入に動いた。 韓銀のアン・ビョンチャン国際局長は「ウォン安を懸念し、外国為替市場の動きに注目している」と述べた。 政府からの言及は特になかった。 三星(サムスン)経済研究所の張在澈(チャン・ジェチョル)首席研究員は「ウォン安は輸出の助けになるが、輸入物価の上昇につながるため、国際原資材価格が急騰している現在の状況では損失のほうが大きい」と診断した。 この日、金融市場の最大の悪材料は米国5大投資銀行の一つ、ベアースターンズの資金繰り難だった。 ベアースターンズの危機説が確認され、主要国の株式市場は一斉に値下がりした。 国内KOSPI指数は前日比25.82p(1.61%)安の1574.44pで取引を終え、2カ月ぶりに1600pを割った。 外国人投資家は6800億ウォンの売り越しとなった。 株式を売って生じた韓国ウォンをドルに両替したことで、ウォン安ドル高が進んだ。 外換(ウェファン)銀行のキム・ドゥヒョン次長は「経常収支の赤字が増えたうえ、ウォン安を容認するような‘姜万洙(カン・マンス、企画財政部長官)効果’などが複合的に作用している」と付け加えた。 金融委員会と金融監督院は24時間対策班を設置し、国内金融会社のベアースターンズ取引内訳を把握するなど、金融市場に及ぼす影響を点検し始めた。 国内の証券会社は株価連動証券(ELS)を販売する過程でベアースターンズと1000億-1500億ウォンの取引をしたことが確認された。 中央日報 Joins.com 2008.03.17 18:53:22 |
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