中国のチベット自治区の主席は17日北京で記者会見し、14日に起きた暴動で市民13人が死亡したことを明らかにしましたが、武力行使については否定しました。
北京で会見したチベット自治区のシャンパ・プンツォク主席は、14日に起きた大規模な暴動について死者の数が13人に増えたことを明らかにしました。また警察官61人が負傷し、このうち6人は重傷だということです。
しかし、死亡した13人は暴徒に火をつけられたりして巻き添えになった市民で、発砲による死者はいないと説明しています。
また治安部隊が出動したのは、放火された建物の火を消したりけが人を救助する目的もあったため、彼らは武器を持っておらず武力行使をした事実はないと強調しました。(17日14:17)