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2008年3月 3日 (月)

広報的社会貢献

プロ・ゴルファーの谷口徹氏が、地元・奈良の児童擁護施設、母子生活支援施設など計7施設に、約590万円を寄付していたが、その中のひとつを訪問して、子どもたちとの交流を楽しんだ。

リンク: 谷口が児童養護施設を訪問:ニュース:ゴルフ:スポーツ:スポーツ報知.

谷口氏の寄付行為自体もグッド・ニュースだけど、このような話がマス・メディアに載ることもグッド・ニュースです。もっと載って欲しいと思うわけです。

あまり知られてない話だと思いますが、テニスの伊達公子さんも、Room to Read(ルーム・トゥ・リード) を通じて、学校を二つも、途上国の子どもたちにプレゼントしているそうです。

有名人がこういうことをやって、それがメディアに載ると、あちこちのNPOから寄付の申し込みが殺到してたいへんだ、という話もあります。

それが嫌で、善行をあまり報道して欲しくないというセレブも多いでしょう。
陰徳がカッコいいという文化もあります。

しかし、寄付文化を育てるためにも、社会貢献の意識を高めるためにも、このような報道はもっと増えて欲しいと思います。

アメリカの新聞では、社会起業家の記事が載らない日はない、という話を聞きます。
一方、日本では、最も社会起業家普及に熱心なメディアだと思われる日経新聞でさえ、ここ最近はあまり記事になってません。

ネタがないということもあるでしょう。

有名人の皆さんは、積極的にネタ作りをして欲しいですね。
それも社会貢献だと思うわけです。(竹井0

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