社会派広告、日本でもメジャー化の兆し
食事後に寝っ転がって「AERA」を読んでたら、ちょっとした流れの変化を感じました。
NGOの広告が二つも入っているのでした。
その広告とは、
- 国境なき医師団
- ワールド・ビジョン・ジャパン
の二つです。
「ワールド・ビジョン・ジャパン」は、アメーバブログの提供のようです。
これが「ソトコト」とか「オルタナ」のような、ソレ系の雑誌ならともかく、AERAのような一般誌でNGOの広告が入り出したということはグッドニュースであります。
NGOやNPOの広告が増え、企業もそのような広告にどんどん協賛すると良いことがあります。
もちろん、広告によってNGO、NPOの認知度が上がり、活動への関心が高まり、寄付金が集まりやすくなるということもありますが、なによりも、社会的な広告が増えてくると、
普通の商品広告が、もの凄く頭が悪そうに見えてくる
というところに、社会的なメリットがあります。
とにかく商品広告というモノは、いかに生活者の好感を得るかにかかってますから、社会的メッセージの無い広告がカッコ悪く見えるようになれば、企業はソーシャル・マーケティングで勝負しないとダメ、という時代がやってきます。
欧米では、企業とNGOのタイアップ・マーケティングが大流行ですが、日本もようやくそのような時代がやってきてるかも。
日本の企業も広告代理店も、この流れを上手く捉えて欲しいですね。(竹井)
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