ここから本文エリア 保護者から過度の苦情で精神性疾患 保育士2人労災認定2008年03月17日 兵庫県東部の民間保育所の女性保育士2人が、男性保護者から過度の苦情を繰り返されて精神性疾患になったとして、西宮労働基準監督署から労災認定されていたことがわかった。 同労基署などによると、男性保護者は06年8月、「園内の展示物が整理されていない」などと保育士に詰め寄り、かばんを投げつけたり、ドアをけったりしたという。園児の担任の保育士が謝罪したが、その後も激しい苦情が続いたため、2人は精神的に不安定な状態になり、一時休職し、ストレス障害などと診断され、通院治療を受けた。 2人は民間団体「関西労働者安全センター」(大阪市)に相談。07年4月に労災申請し、同労基署は同12月、「保護者から度が過ぎる内容のクレームがあった」と認定した。
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