国際ニュース検索

「暴徒が市民13人殺害」とチベット当局、武力鎮圧は否定

  • 2008年03月17日 15:05 発信地:北京/中国
  • 写真
  • ブログ
  • チベット人の反中国デモ、各地で発生

関連写真 1

2008年3月16日、中国チベット(Tibet)自治区ラサ(Lhasa)で、拘束される少年を映した中国中央テレビ局(China Central Television、CCTV)の映像。(c)AFP

  • 記事をクリッピング
  • 写真を拡大する
  • 写真をブログにつかう

【3月17日 AFP】中国当局は17日、チベット(Tibet)自治区ラサ(Lhasa)で起きた騒乱で、「罪のない市民」13人が暴徒によって殺害されたと発表した。一方、武力鎮圧については否定した。

 チベット自治区のジアンパ・ピンツオ(Qiangba Puncog)主席は、14日の暴動で市民らが「焼き殺されたり刺し殺されたりした」と述べた。これまで国営通信社は騒乱による死者は10人と報じていた。

 同主席は、「暴徒らは極めて残忍だった」と述べ、無関係の人間にガソリンをかけ火をつけたり、巡回中の警官を殴り倒し刃物で肉を切り取ったりしたと語った。

 抗議行動の参加者に死者が出たかとの問いについては、治安当局の拘束を逃れようと3人が建物から飛び降りたと述べたが、3人の安否は明らかにしなかった。(c)AFP

このニュースをソーシャルブックマークに登録する

  • みんトピに投稿
  • Buzzurlに追加
  • newsing it!
  • トピックイットに投稿する

関連商品

この記事の前後のニュース

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ