岩国地区消防組合は十四日、岩国市内の福祉施設四カ所を新たに「救急ステーション」に認定した。普通救命講習修了者が全従業員の七割以上を占めるなどの基準を満たした事業所が対象で、同時に八カ所を更新し、合わせて十二カ所になった。
四カ所は同市黒磯町の「特別養護老人ホーム灘海園」、美川町の「美川福祉会」、周東町の「だんけぐーと有延」、同所の「だんけぐーと」。
認定証交付式が消防本部であり、代表して灘海園の大浦聖美さん(50)が「確かな判断力と技術の習得に努めます」と決意を述べた。
救急ステーションに認定されると、事業所のイメージアップや従業員の意識の向上に役立つという。
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