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チベット暴動が四川省に飛び火、警官隊発砲で7人死亡

  • 2008年03月17日 03:07 発信地:北京/中国
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  • チベット人の反中国デモ、各地で発生

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2008年3月16日、中国チベット(Tibet)自治区ラサ(Lhasa)で、拘束される少年を映した中国中央テレビ局(China Central Television、CCTV)の映像。(c)AFP

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【3月17日 AFP】中国チベット(Tibet)自治区で発生した暴動を受け、隣接する四川(Sichuan)省アバ(Ngawa)県でも16日、チベット族による反中国デモが発生、警官隊が発砲し、少なくとも7人が死亡した。チベット支援団体などが、目撃者の話として伝えた。
 
 デモがあったアバ県は、チベット自治区との境界にあり、チベット族が人口の大半を占める。チベット支援団体「チベットのための国際キャンペーン(International Campaign for TibetICT)」によると、警官隊の発砲で7人が死亡したほか、多くの負傷者も出ているという。インドに拠点を置く別の支援団体は、僧侶を含め13人が死亡したと伝えている。

 デモには数百人の僧侶らが参加、チベットの独立を訴え、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世に賛同するスローガンを叫んだという。

 現場にいた目撃者は、「デモ隊は、県庁舎への攻撃を図るとともに、警察本部にも攻撃を仕掛けようとした。パトカーに放火した後、警官隊が発砲を始めた」と話した。(c)AFP/Peter Harmsen

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