丸山弁護士「三浦さんにはかなり厳しい」…ロスで勤務経験

　米ロサンゼルスで１９８１年に起きた銃撃事件で、サイパンで逮捕された元会社社長・三浦和義容疑者（６０）＝日本では無罪確定＝に対し、国際弁護士の丸山和也参院議員（６２）は１６日、三浦元社長について「（ロスでの）審理が始まると、三浦さんにとってかなり厳しい」との見方を示した。

　米国の検事は甘くない−。丸山氏は１９７６年に渡米しワシントン大学のロースクールを卒業。その後、ロスの法律事務所に３年間勤務した経験がある。「向こうの検事の面識はちょっとあるんだよね」。

　元社長サイドは、ロスでの弁護人がマイケル・ジャクソンなどを担当したマーク・ゲラゴス氏に決定して以来、徹底抗戦に転じている。日本の裁判で主任弁護人だった弘中惇一郎弁護士も「有能な弁護士がつき、手続きを進めていく上で風向きが変わってくる」と逆襲への手応えを強調した。

　しかし丸山氏は“風向き”の変化に疑問を呈する。「日本では（ゲラゴス氏など）弁護士の活躍を中心に報道されているから、そう見えるかもしれないけどね…」とロス市警や検察当局の捜査の厳しさを示唆した。

　◆痔手術明けでマラソン１０キロ　○…丸山氏はこの日、神奈川県大磯で行われた湘南国際マラソン１０キロの部に参加した。３週間前に痔（じ）の手術をしたばかりだったが、宮崎県の東国原英夫知事（５０）やモデルの知花くらら（２５）とともに見事完走。マラソン終了後は欽ちゃんやフリーアナウンサーの徳光和夫さんらとトークイベント。徳光さんから「丸山さんは長男なんだけど、“じ”男です」と暴露され冷や汗。「座ってるより走った方がいいと思って参加しました」と苦笑した。