くらべる一面

くらべる一面・2008年03月17日(月)朝刊

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3月16日の一面を見る

 

朝日新聞

日本経済新聞

読売新聞

開戦5年 いまイラクの地は

主要企業社長、「景気悪化」23%に急増・円高や米経済を警戒

道路会計からタクシー代、地方整備局が5年で23億円

夫をテロで失ったデジラ・ハミドさん。4人の子どもが残った。唯一の形見である写真のほかに壁に飾るものは何もない=バグダッドで、アクラム・サレフ氏撮影  開戦動機となった大量破壊兵器は発見されず、大義なき戦いとも言われるイラク戦争は、20日で開始から5年になる。この戦争は、かつて旧フセイン政権が支配したイラクに・・・>>続き

 日本経済新聞社が16日まとめた「社長100人アンケート」によると、国内景気が「悪化している」との回答が23.8%に達し、昨年12月に実施した前回調査(7.5%)の3倍に増えた。円相場の高騰や米国経済・・・>>続き

 国土交通省の出先機関である地方整備局で、ガソリン税などの道路特定財源を原資とする道路整備特別会計(道路特会)から、道路部局関係職員のタクシーチケット代金として、2002年度から5年間で総額23億78・・・>>続き

日銀総裁人事、武藤案「困難」が大勢 首相、情勢見極め

ダライ・ラマ、チベット騒乱で国際社会に究明求める

チベット族の抗議行動、自治区隣接の四川省でも

 政府は17日、日本銀行総裁人事で武藤敏郎副総裁の昇格案が参院で不同意となったことを受け、新たな人事・・・>>続き

 【ニューデリー=小谷洋司】インド亡命中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は16日、中国チベ・・・>>続き

 中国チベット自治区の区都ラサで起きた大規模な暴動を受けて、16日、隣接する四川省でもチベット族によ・・・>>続き

チベット騒乱拡大 四川省で衝突、8人死亡か

進む円高、個人マネー外貨預金へ・米ドル建て、残高増

日銀人事案きょう再提示…首相、差し替えの意向

 中国チベット自治区ラサで起きた共産党・政府に対する僧侶や市民の抗議行動は、16日までに鎮圧された。・・・>>続き

 外貨預金に資金が流入している。外国為替市場では米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムロー・・・>>続き

 福田首相は16日、福井俊彦日銀総裁の後任人事案を固め、17日に国会に提示する意向を関係者に伝えた。・・・>>続き

編集局から

朝日新聞

 イラク開戦から5年になるのを前に、同僚記者3人がイラク各地で取材しています。朝日新聞記者がバグダッドに入るのは3年半ぶりです。米国内でも開戦は失敗だったという見方が定着するなか、イラク住民の悲惨と疲弊は続き、駐留米軍の苦悩は深まるばかり。渾身のルポを1面と2面に掲載しました。自衛隊が活動していたサマワからも後日報告します。混迷の日銀総裁人事は福田首相の胸ひとつ。与野党とも正念場を迎えます。(形)

日本経済新聞

 円相場が1ドル=100円を突破、株価も1万2000円台で低迷し、経営者の心理が急速に悪化しています。本紙調査では国内景気が「悪化している」との回答が昨年12月調査に比べ、3倍の23%に増えました。地方企業の反応はさらに厳しさを増しています。きょう再提示の日銀総裁人事は取りあえずの不透明感が払拭(ふっしょく)されるかどうか。チベット情勢も騒乱が四川省などにも拡大。週初から内外ともに「混迷」の紙面になりました。(田)

読売新聞

 ミュージカル上演、職員旅行に続いて、今度はタクシーチケットです。道路建設に使うべき財源が、国交省の出先機関職員のタクシー代に使われていました。その額、年間約5億円。前東大学長の佐々木毅さんは1面寄稿「地球を読む」の中で、政府がもたらす「社会的な信用創造の劣化」に警鐘を鳴らしています。中国のチベット族暴動は四川省に拡大し、ダライ・ラマは国際調査団の派遣を要請しました。緊張はまだ続きそうです。(喜) 

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