3周年記念のセレモニーには、チボリエンターティナーやちくわ笛の住宅正人さんも駆けつけ、花を添えました。この朝市は、中心市街地を活気づけようと倉敷商工会議所青年部が中心になって開いています。倉敷駅前商店街にはおよそ70の店が立ち並び、地元で獲れた食材などを販売し、毎回3万人近い人で賑わいます。中でも市内のホテルのシェフが腕を振るった料理が500円で食べられるワンコイングルメは大人気で、販売開始からわずか30分ほどで売り切れになりました。くらしき朝市三斎市、次回は4月20日に開催されます。
サンワーク総社を会場に開かれた常盤分館の「ふれあい文化祭」には、講座生をはじめ、多くの地区住民が訪れました。演芸発表の部では、扇を持って舞う扇舞をはじめ、詩吟、カラオケ、大正琴、フォークダンスなど12のグループが順にステージに上がり、日ごろの練習の成果を披露しました。作品展示の部では、春の訪れを告げる池坊の生け花作品をはじめ、アートフラワー工芸盆栽、陶芸、木彫り、絵手紙、書道、ちぎり絵、パソコンなど11の講座生による秀作、労作およそ200点が展示されました。さらに、常盤地区栄養改善協議会によるぜんざいのもてなしが行われたほか、煎茶東阿部流の茶席が設けられ、訪れた人たちは菓子と煎茶をいただきながら互いの交流を深めていました。
このダンスパフォーマンスは就実大学と岡山大学のダンス部の学生らが、日ごろの練習の成果を発表する場として毎年開かれています。今回は20人が参加し、若さ溢れる創作ダンスを踊りました。室内での演技と違い、屋外でのイベントは観客の反応が直に伝わることから、学生にとっても貴重な発表の場になっています。学生たちは今年に入ってから準備を進め、先月から本格的な練習を重ね、このイベントに臨みました。会場では観光客らが足を止め、パフォーマンスに見入っていました。倉敷アイビースクエアの中庭はツタの緑がまぶしく、学生たちは開放的な雰囲気を最大限に活かし、のびのびとした動きでエネルギッシュな踊りを披露していました。