民間信用調査機関の帝国データバンク久留米支店によると、自動車用ケミカル品製造の「プレステージ・ジャパン」(久留米市小森野、笠宏之社長)が自己破産申請の手続きに入った。代理人弁護士によると、負債総額は約4億6000万円の見込み。
同支店などによると、同社は1989年創業。業務用の自動車ボディーコート剤製造を手がけ、一般ユーザー向けにも販路を拡大し、07年のピーク時には1億5500万円を売り上げた。だが、製造ラインへの設備投資などで債務が超過し、10日付で事業を停止した。
〔筑後版〕
毎日新聞 2008年3月16日