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筑後川昇開橋の通行者が60万人、遊歩道開通から11年で60万人目の通行者となった田中さん(中央)を祝う植木・大川市長(左)と古賀・佐賀副市長
筑後川をまたいで大川市と佐賀市を結ぶ国指定重要文化財「筑後川昇開橋」の通行者が10日、開通から11年9か月目で60万人に達し、記念イベントが行われた。 橋は全長約507メートルで、旧国鉄佐賀線の鉄橋として1935年に開通した国内最古の昇降式可動橋。87年の廃止以降、同橋を譲り受けた両市が96年4月29日に遊歩道として整備した。 通行者は、開通初年度こそ9万人を超える人気ぶりだったが、その後は3万〜4万人台と低迷。しかし、2003年に国の重要文化財に指定。昨年8月には、機械技術・工学上の歴史的価値を認められ、日本機械学会(東京)の「機械遺産」にも認定されて再び脚光を浴び、今年度は6万人を超える勢いという。 60万人目になったのは、福岡市の会社員田中美代子さん(33)。自身の披露宴会場の下見に向かう途中、両親ら5人で立ち寄ったという。植木光治・大川市長、古賀盛夫・佐賀副市長らとともに記念のくす玉を割り、花束や記念品を贈呈された田中さんは「筑後川を望む景色が素晴らしい。初めて立ち寄ったのに、60万人目になり感激です」と声を弾ませ、田中さんの両親も「おめでた続き」と喜んだ。 筑後川昇開橋観光財団の理事長を務める植木市長は「佐賀、大川両市の共通の財産として定着してきた。地元の人たちや鉄道ファンの協力を得ながら、今後も大切にしていきたい」と話していた。
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