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ジコショウカイ
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2006-03-30

[][]こんなんでも東大で教鞭取れるのか? 〜キチガイ先生 小谷野敦8

 前回のエントリが長くなったので、その後の展開を追ってみました。

絶望書店日記

http://home.interlink.or.jp/~5c33q4rw/nikki/2006z_03.htm#k4

 匿名の当方よりも実名小谷野氏の言説のほうがみなさん信じるということを申し上げたことで悦んでいただけたのやも知れません。

 しかし、内容は深淵かつ難解です。

○すべてを削除すればいいのだから矛盾はない。

絶望書店主人は裁判所実名を出せば人だが、いまは人ではないので人あつかいしない。

小谷野メール削除しても、以前に名誉回復の機会を与えていたことを示し、メール削除させてから裁判を起こすのは不当と云えば絶望書店側が99.9%勝つので絶望書店主人も安心。

○しかし、名誉毀損裁判を起こす可能性はある。

 …相変わらず理屈破綻してるというか。東大日文研もよく放置してるなと。いくら非常勤講師とはいえ。

 各項目ごとに突っ込み入れていく。

○すべてを削除すればいいのだから矛盾はない。

 …だからさ、他人の表現物を一方的に削除する権限がテメエにあるのか?

 この時点で削除したらかえってテメエが男を落とすことになると思うのだが。

絶望書店主人は裁判所実名を出せば人だが、いまは人ではないので人あつかいしない。

 じゃあ、テメエの理屈でいえば、実名出してない小説家はすべて人ではないので人扱いしないってことだよな?テメエが文献で引用した『世事見聞録』の武陽隠士にしたって、いわば匿名なわけだが。

 えーと、テメエは自分の著書の引用ソースに犬畜生を使ったってわけか。その理屈だと。

 世界広しといえども、犬畜生の発言をソースとして使う学者っていないんじゃないか?

 面白すぎる話だよなあ。

小谷野メール削除しても、以前に名誉回復の機会を与えていたことを示し、メール削除させてから裁判を起こすのは不当と云えば絶望書店側が99.9%勝つので絶望書店主人も安心。

○しかし、名誉毀損裁判を起こす可能性はある。

 …バカの一つ覚えみたいに「裁判裁判」を連呼してるけどさ、そうしたら事実検証用のソースとして今までテメエがやらかしたことがWebだけじゃなく、大学文壇関係者まで伝わると思うのだが。

 まあ、要するに、テメエのキチガイぶりが世に晒されるわけだ。

 確かに名誉毀損で訴えたらテメエが勝つかも知れんがな。そんなに金に困ってるのか、小谷野センセイ。名誉毀損で賠償金の満額ゲットしてもせいぜい550万なわけで。満額もらえるのはこんな奴だよ。


 これより紹介するのは、名誉毀損裁判で珍しく賠償額を満額払う羽目になった柏木孝文という奴だ。多分、2ちゃんねるでは「汚物」と言ったほうが通りがいいかもしれない。

 まだ残ってる敗訴記事

 http://www.kitanet.ne.jp/~akitanet/news2002j/200202.html

 この件についてのまとめサイト

 http://www.angelfire.com/clone/obutu/

 http://f3.aaa.livedoor.jp/~abal/ka.html#kasiwagi

週刊少年チャンピオン』で連載中の漫画家伯林氏が、インターネット上でプライバシー名誉を侵害されたなどとして、大阪府堺市男性に対し、慰謝料550万円と侵害行為の差し止めを求める訴えを、東京地裁八王子支部に起こした。

訴状によると、訴えられた男性伯林さんの高校の同級生で、去年の4月ごろからインターネット上で、「伯林」は自分の姓に基づいたペンネームだなどとして改名を要求し、伯林さんの実名や自宅住所、電話番号などを公表し、伯林さんの作品を無断でアップロードした。

 かいつまんで説明すると、柏木孝文は同級生のペンネームは俺の苗字パクリだといって改名を要求し、断られるとその後2ちゃんねる少年漫画板で伯林氏に対する誹謗中傷を繰り返したわけですよ。

 他の閲覧者にも見苦しいレベル誹謗中傷で、「こいつと同類扱いされる人Or物に対して失礼」ということで汚物という蔑称がついたのだが、耐えかねて漫画家のほうが訴えたにもかかわらず、弁護士をつけないわ、裁判は全欠席するわ、さらには裁判中も誹謗中傷を繰り返す有様で、前代未聞の満額敗訴になったわけです。

 このことから考えると、小谷野センセイが絶望書店主人を名誉毀損で告訴したところで、550万は到底もらえません。絶望書店主人に対する罵倒も相殺されるのでかなりお安くなるでしょう。それ以上に失うものの方が多いと思うのだが。


 ケースは違うのですが、勝訴してもそれ以上に失うものが多い例として、一澤帆布の一澤信太郎の例があります。多分全国ニュースとなってるのでわかるかと思いますが、先代の父親が亡くなったのを機に、それまで家に寄り付かなかった信太郎氏が、実質的な跡継ぎである三男に対し、いかにも怪しい遺言状持ち出して、勝訴したことで会社を乗っ取ったのだが、職人一同にそっぽ向かれて、建物はゲットしたが職人がいないので製品を作れないうえ、得意客も原料の問屋も、みんな三男につく状態になりました。

 詳しいいきさつは以下のURLに。

 http://www.ichizawahanpu.co.jp/message/060125.html


 結局、その後も長男は三男に対して裁判起こして、勝訴するのですが、材料は卸してもらえない、職人は三男について行って職人も確保できない、おまけに主だった客にそっぽ向かれた状態で営業できないので休業する羽目になってます。

 まあ、京都大徳寺比叡山敵に回して商売やれるのでしょうか。これなんか裁判で目先の銭にしがみつき失敗した例だ。



 俺の私見だが、小谷野氏が訴訟起こして勝訴しても同じことになると思うよ。出版社もこんなアブねえのを使いたくないですし。つーか、俺が編集者だったら使わないね。しかも、都合の悪い記事を消去しまくってる言動が明らかになれば、学会でも居場所がねえんじゃないか?

 東大日文研独法化されれば、少しはコストパフォーマンス意識すると思うし。で、「東大非常勤講師」の肩書きなくした小谷野氏を使う出版社ってあるのかな?


 まあ、一部の芸能人みたいにキチガイを芸とする道もあるけどね。そこまで愛嬌あるとはとても思えないのだが。

 で、絶望書店店主の小谷野氏に対して送ったメールを抜粋してみる。

 なにゆえに己に不利になるメール削除を依頼されるのか、小谷野様からブログなどで公表されない限り、当方は怖くてとても削除することができません。たんなる日記だけならともかく、絶望書店が閉鎖に追い込まれると、当方は生活の基盤を失うことになってしまいます。

 小谷野様のメール削除依頼と、当方の身を護るためのささやかなるお願いとの兼ね合いにつきましても、一度法律専門家にご相談されたほうがよろしいかと存じます。適切なアドバイスが示されることでしょう。

 お早く当方の条件を満たしていただけませんと、いつまで経っても削除ができず、問題だけが大きくなってしまいます。すでにアクセス数が爆発的に伸びています。

 このままでは小谷野様のメール勝手コピペしてあちこちのサイトにアップしたり掲示板に貼り附けて廻ったりする莫迦者が顕れるやも知れません。小谷野様はひょっとするとこういう展開を望んで、わざと問題を長引かせておられるのでしょうか。

 当方は最初から小谷野様のメール削除することに同意しているのですが。

 すいません、これ俺です。都合が悪かったら削除しますゆえ。

 つーか、小谷野センセイはいったい何がしたいのだろうか。