国際ニュース検索

チベット亡命政府、ラサ騒乱で30人の死亡確認

  • 2008年03月16日 06:45 発信地:北京/中国
  • 写真
  • ブログ
  • チベット人の反中国デモ、各地で発生

関連写真 12

2008年3月15日、中国チベット自治区ラサ(Lhasa)で、放火された建物が映された中央電視台(China Central Television、CCTV)の映像。(c)AFP/FRANCE 24

  • 記事をクリッピング
  • 写真を拡大する
  • 写真をブログにつかう

【3月16日 AFP】(写真追加)インド北部ダラムサラ(Dharamshala)に拠点を置くチベット亡命政府は15日、中国南西部チベット(Tibet)自治区ラサ(Lhasa)で発生した騒乱で、約30人の死亡が確認されたと発表した。北京五輪を前に国際社会から厳しい監視の目が向けられている中、中国軍部隊が同地区の制圧に乗り出した。

 目撃者の話では、1989年以来最大規模となった14日の中国統治に対する抗議デモを受け、戦車などが出動している模様。中国公安当局は、デモに加わった僧侶らに対し、17日までに自首するよう呼び掛けた。

 亡命政府の幹部はAFPに、「約30人の死亡を確認した。100人を超える死者が出ているとの未確認情報もある」と語った。

 これに先立ち、中国国営新華社(Xinhua)通信は、騒乱で10人が死亡したと報じ、チベット出身の中国政府関係者は、「暴徒」による暴動だと非難したと伝えた。(c)AFP/Dan Martin

このニュースをソーシャルブックマークに登録する

  • みんトピに投稿
  • Buzzurlに追加
  • newsing it!
  • トピックイットに投稿する

関連商品

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ