今週の怪文書 No.220
「裏経済界」の勢力相関図?
読み方によっては、ものすごいことになりそうな相関図が出回っている。だれがつくったものかわからないので、怪文書だ。企業名、個人名がざっと100以上並べられ、線で結ばれている。日本を代表する仕手筋、ヒルズ族などが多数登場、現在の日本のある種のウラ経済界勢力図になっている。
相関図で大きく取り扱われているのは「アーティストハウス」と「アイ・シー・エフ」。アーティストハウスの馬場和明会長は、光通信で常務、事業推進本部長をやっていた人物。未来技研代表取締役、経営コスト合理化協同組合理事、プライベート エクイティジャパン代表取締役の肩書で登場。アーティストハウスはアイシーエフ、ツートップの田塩享寛、アルファ・インベストメントの松室弘志の各氏らと結ばれている。プライベートエクイティジャパンは、ベンチャー企業への投資、M&Aの仲介、コンサルタント業。顧問、投資アドバイザーにすごい人材がいると評判だ。
アイ・シー・エフの佐藤克代表取締役CEOは、日大在学中に会社を設立、ネット商法で成功し、現在では8社の役員を兼務している。最近買収に成功した会社は、DVDのリサイクル流通事業のワン・ウイング、教育関連DVDの制作、販売会社ヴァリアスなど6社に及んでいる。
そしてこの関連図の深読みできるところは、旧エフアールの「なが多」や「大盛工業」「志村化工」「東京オークションハウス」「丸石自転車」「宮越商事」「ソキア」「住倉工業」「南野建設」などの名前が登場していることだ。仕手戦で名をはせたり、経済事件、暴力団介入事件などで有名になったところもある。さらに、「ソフトバンク」「田谷廣明」(大蔵OB)「矢野絢也」などの名前も登場する不思議なものだ。
「ライブドア、村上ファンドを攻める時に捜査当局が作ったものじゃないかといわれています。相関図は3種類あり、一つはライブドア、村上ファンドのダミー会社もでています。200社以上も出てくるので、チャートをつくるにも一苦労だったんじゃないですか。それにしても、もしもですが、これも捜査当局が作ったんだとしたら、さすがによく勉強してますね。すごい勉強になります」(経済記者)
相関図の中には外国のファンド名も見える。禿鷹といわれた時代に食い込んだベンチャー企業や、倒れかかった企業を超格安で入手し、アッという間に何倍もの儲けをした図式もなんとか読める。表の顔はごく真面目なのに、この図では闇社会の顔役とつながっていたり、たしかお互いに訴訟合戦をしたはずなのに太い線で結ばれていたりと、読んでいると時間を忘れるほど面白い。
「すばしこい。金はもってる。あらゆる世界に精通している……。マスコミも捜査当局もなかなか近づけない連中が君臨している図が浮き彫りにされてます」(同)
相関図で大きく取り扱われているのは「アーティストハウス」と「アイ・シー・エフ」。アーティストハウスの馬場和明会長は、光通信で常務、事業推進本部長をやっていた人物。未来技研代表取締役、経営コスト合理化協同組合理事、プライベート エクイティジャパン代表取締役の肩書で登場。アーティストハウスはアイシーエフ、ツートップの田塩享寛、アルファ・インベストメントの松室弘志の各氏らと結ばれている。プライベートエクイティジャパンは、ベンチャー企業への投資、M&Aの仲介、コンサルタント業。顧問、投資アドバイザーにすごい人材がいると評判だ。
アイ・シー・エフの佐藤克代表取締役CEOは、日大在学中に会社を設立、ネット商法で成功し、現在では8社の役員を兼務している。最近買収に成功した会社は、DVDのリサイクル流通事業のワン・ウイング、教育関連DVDの制作、販売会社ヴァリアスなど6社に及んでいる。
そしてこの関連図の深読みできるところは、旧エフアールの「なが多」や「大盛工業」「志村化工」「東京オークションハウス」「丸石自転車」「宮越商事」「ソキア」「住倉工業」「南野建設」などの名前が登場していることだ。仕手戦で名をはせたり、経済事件、暴力団介入事件などで有名になったところもある。さらに、「ソフトバンク」「田谷廣明」(大蔵OB)「矢野絢也」などの名前も登場する不思議なものだ。
「ライブドア、村上ファンドを攻める時に捜査当局が作ったものじゃないかといわれています。相関図は3種類あり、一つはライブドア、村上ファンドのダミー会社もでています。200社以上も出てくるので、チャートをつくるにも一苦労だったんじゃないですか。それにしても、もしもですが、これも捜査当局が作ったんだとしたら、さすがによく勉強してますね。すごい勉強になります」(経済記者)
相関図の中には外国のファンド名も見える。禿鷹といわれた時代に食い込んだベンチャー企業や、倒れかかった企業を超格安で入手し、アッという間に何倍もの儲けをした図式もなんとか読める。表の顔はごく真面目なのに、この図では闇社会の顔役とつながっていたり、たしかお互いに訴訟合戦をしたはずなのに太い線で結ばれていたりと、読んでいると時間を忘れるほど面白い。
「すばしこい。金はもってる。あらゆる世界に精通している……。マスコミも捜査当局もなかなか近づけない連中が君臨している図が浮き彫りにされてます」(同)