香椎頓宮

所在地 福岡市東区香椎
頓宮(とんぐう)
 香椎潟を眼下に見、志賀、能古、玄海、相の島の諸島より日本海を見渡す景勝の地にあり隔年の御神輿の渡御がある。

勅使道から頓宮への入り口 入り口を登ると鬱蒼とした中に鳥居がある 色鮮やかな頓宮が姿を現す

頓宮を斜めから見る 香椎造りか? 境内にある万葉歌碑 万葉歌碑の解説板

香椎潟 万葉歌碑
 明治21年に建立された、惨状実美の筆になる此の万葉歌碑の碑面には神亀5年(729)大宰卿大伴旅人が香椎廟参詣の際に詠んだ
 「いざ子ども香椎の潟に白妙の袖さえぬれて朝菜摘みてむ」 のほか、大弍小野老の
 「時つ風吹くべきなりぬ香椎潟潮干の浦に玉藻刈りてな」、豊前守宇努首男人の
 「往き帰り常にわが見し香椎潟明日ゆ後には見む縁もなし」
の3首の短歌が万葉仮名で刻まれている。
 昭和初期までは、この丘のふもとまで波が打寄せ、丘上からは、まだ潮干狩りのできる遠浅の磯浜を見渡すことができた。
福岡市教育委員会  .


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