読書マラソン
Room to Readでは読書マラソンも推奨しているようです。
僕は不勉強で知らなかったのですが、
アメリカでは、読書マラソンがチャリティと結びついて、かなり普及しているらしいです。
つまり、子どもが親と約束して、本を一冊読むと1ドルをどこかのNPOに寄付するというような仕組みなのですね。
これは非常におもしろいシステムだと思います。
なんだかんだいっても、子どもはなるべく多くの本を読むべきだし、そのモチベーションを上げる仕掛けが社会貢献に繋がっている。社会教育としてもグッドだと思います。
読書マラソン、基本的には子ども向けのようですが、出版社が大人向けに仕掛けることもできます。「新潮文庫の百冊」を全部読んだらビルマの学校に図書が送られるとか。
社会起業家のコーナーまで作っているジュンク堂が社会起業家フェアをやって、売り上げがいくらになったらバングラディシュに図書館を作るとか。
もちろん、一番本を読んで欲しいのは小中高の生徒なので、学校とPTAが協力して、このような活動を拡げて欲しいですね。
子どもはもっと本を読め!というメッセージが社会的に流通することは必要ですが、単に読め、読め!と言ってるだけでは子どもも言うことを聞きません。このような仕掛けがあると、少しは読む気になってくれるかもしれません。(竹井)
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コメント
はじめまして。
「Room to Read ブログ」で検索してたどりつきました。
私も12月と先日の会に出ていました。
先日の会では私は学校関連とイベント関連に登録してきました。
読書マラソンはいいなあと思っています。 そして、あの12月の
寄付の金銭感覚についても同様に感じました。(今のところは
RtRのコアメンバー、関心を持っている人たちが非日本人かつ
それなりの収入を得ている人たちが多いという結果だと思います。
これから変わっていくだろうし、変えていかないといけないのでしょう。)
投稿 遥のとうちゃん | 2008年1月27日 (日) 08時24分
こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
僕はコミュニケーションとビジネスで登録しました。
学校関連も関心あるのですが、3つも登録するのはヘビーすぎるので、得意だと思う分野で2つ登録した次第です。ボランティアも比較優位が大事だと思いますので (^^;)
RtRに関してはご指摘の通りだと思う一方で、あの日本のNPOには醸し出せないセレブ感も残して、いままで社会貢献活動に関心を持たなかったスノッブな連中をこっちに引き込めないかなあとも考えています。
とまれ、RtR絡みでお会いできるかもしれませんね。よろしくお願いします。
投稿 竹井 | 2008年1月27日 (日) 14時16分