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2008年1月10日 (木)

Sri Lanka事業報告

スリランカ事業の途中報告でも。

Global good news で紹介したスリランカ事業ですが、青果物の加工事業を主軸に、現在3つの事業が進行中です。

Global good newsで紹介したスリランカの青果物加工事業は、サンプルの作成を終えました。栄養素、色素、味と申し分ない出来でありましたが、やはり食品を扱う事業ですから、衛生面、つまり食品安全が一番の要となります。そして、なんといっても、オーガニックな農産物に越したことはありません。現在、スリランカ政府農業省の積極的な助力の元、安価で、安全で、オーガニックであり、そして栄養素、色素、味覚の面で申し分の無い加工品生産の最終段階に入っています。今年中には、スリランカ産の加工農産物が市場に紹介されることを期待していてください。

さて、それに加えて、現在2つのプロジェクトがスリランカで準備されています。一つは、この青果物加工事業を補強するための事業。これは、「スリランカにおけるオーガニック商品作物生産支援事業」として、現在、国連をはじめ、国際NGOや外資企業の支援の下、本格的稼動を準備中です。私が、スリランカの財団、セワランカの日本代表に就任することになった背景も、この支援事業を国際的な規模で進行させようとの意図があってのことです。

残り一つは、私と北海道の大学の先生との合作です。前にも紹介した家畜銀行と食品残渣リサイクルのコラボ事業です。現在、プロポーザル作成が完了し、スリランカの関係機関をはじめ、日本の関係団体への協力要請をかけているところです。

元旦から、2007年と08年の隙間を感じないくらいの事業継続となりましたが、これこそ望んでいた状態。このリズムを崩すことなく、今年を過ごせればと思っています。

何故かこれまえ7年ごとに飛躍を迎えてきました。今年は、再び7年目です。運命は、積極的に動いた人間にこそ、訪れるもの。元々、棚から牡丹餅ということわざは信じていません。運命を引き寄せるべく、前年以上に大いに動きたいと思います。(坂井)

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コメント

なんか着実に進展しているようですね。
新年からグッドニュースであります。

農産物はブランド化の時代ですから、スリランカ農産物が安全でおいしいというブランドになればいいですね。

投稿 竹井 | 2008年1月11日 (金) 16時24分

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